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人中短縮術

<大阪・30代・美容外科カウンセラー>
下眼窩リムから上顎の下縁まで(目の底から上顎の下端まで)は中顔面と呼ばれ、この部分が長いと顔の中心周辺が長く引き延ばされたような印象になります。また、上顎の歯槽骨部分が長いと口を開けて笑うときに歯肉が露出してしまい、いわゆるガミースマイルと呼ばれる口元となるのです。
人中短縮術では、上顎骨の歯槽骨の上側部分を水平に骨切り手することで梨状孔に向けて切断し、5〜7mmの幅で骨を水平切開し、分割された上顎骨を上方に移動させ、チタン板で固定させていただきます。
中間面を短くすることで面長だった顔が引き締まり、顔全体の長さも短くなります。

・人中短縮術手術方法
1.まず、術前X線検査と3DCT検査によるシミュレーションを行い、手術計画を立てます。
2.上顎口腔粘膜を切開し、骨膜を剥がし、前側の鼻スプラッシュから側方に広く露出させます。
3.手術計画に従って、梨状孔の側壁から上顎の後部まで、手術計画の側壁から5〜7mmの幅の骨トリミングラインを穿孔し、カッターで骨を切断していきます。この手技の中で最も困難な部分は、上顎の後部の翼様関節を切断することにあります。上顎の後部のために視野が非常に悪く、手術が困難であることに加えて、近くに多くの静脈巣もあるため出血時に止血が困難です。人中短縮術には豊富な経験とな丁寧なケアが欠かせません。
4.上顎骨を上に動かし、上顎と下顎の咬合が適合する位置でチタン板とねじで固定します。
5.上顎骨の上方への移動量に応じて、鼻中隔軟骨の下端を短縮すると同時に、鼻翼が横方向に拡張している場合には、左右の鼻翼の原点に糸を掛け固定することで修正を図ります。
6.上顎と下顎の咬合を確認したのち、口腔内の切開部を吸収性糸で縫合し人中短縮術は完了となります。

・手術時間=約5時間

・人中短縮術の術後経過
手術後3日目まで圧迫固定を行いますは。顔を包帯やバンテージを巻くことによって強く圧迫し腫れを防ぎます。
ドレーンは血腫の予防のために設置されます。通常は翌日の検診で取り除かれますが、血腫の状態によっては延長されることもあります。
骨は感覚神経を有していないので、術後は軽度の鈍い痛みです。ピークは2〜3日で、後に徐々に減少します。
腫れ=約1週間後が最高潮で約2週間で引いていくでしょう。
洗浄消毒= 手術後から2週間のあいだ、食後にイソジンによるうがいを行ってください。
抜糸=吸収糸であるため、縫合糸の除去は不要です。
スクリーニング=翌日、2週間、3カ月、6カ月に検診を実施します。
シャワー・入浴=翌日からのシャワー、3日後から入浴。
麻痺やしびれ =しばらくの間口の周辺の感覚が鈍くなりますが、通常、手術後約2週間から1ヶ月くらいで徐々に回復していきます。

・人中短縮術の限界
鼻翼が側方に広がっている場合は、左右の鼻翼の起点に糸をかけ前鼻脊柱に固定され広がりが修正されますが、それでも鼻翼のわずかな広がりや左右の差が生じてしまうことがあります 。
人中短縮術は上顎骨を上に動かすだけなので、上顎と下顎の閉塞の噛み合わせには通常ほとんど影響はありませんが、手術後何年かしてわずかな変化が起こる可能性があります。その場合、歯科口腔手術による矯正治療を受けて噛み合わせを修正してください。

・合併症
固定された分節骨は3〜6ヶ月で骨の癒着が完了しますが、骨髄炎などが手術部位の感染から生じた場合、まれに滞留の遅延や結合が不十分となるケースが考えられます

※なお当ページは読者の寄稿記事につき、内容の真偽について管理人は判断しかねます。

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