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Vライン形成

<東京・20代・元美容外科勤務/ブロガー>
■はじめに
顎の骨を垂直に骨切りし、余分な骨片を除去することにより下顎全体を細くシャープにし、はっきりと小顔効果をもたらす手術です。単独または水平骨切りと同時に、下顎の幅の縮小、左右非対称顎の解消、顎の長さの短縮を行います。 下顎のラインを文字通りV字型にするために依頼する人が多く、特に韓国では輪郭手術の中でもVライン形成は非常に人気のある手術として普及しています。
垂直骨切り(Vライン形成)がおすすめの人
・下顎のラインをV字型にしたい人
・顎の幅を狭くしたい人
・左右非対称の顎の改善
・下顎全体を細くして小顔にしたい人
・骨切り後の顎の丸みをなくしたい人

■オトガイVライン形成術
はじめに基本的な医学用語の話ですが、顎というのは口の周りを中心に上下左右の広い範囲を指します。一般的には、口の真下に位置し顔の中心である下顎骨の中央部分を指すのでしょうが、その部分は医学用語では筋「オトガイ」と呼称されています。
オトガイの横幅は女性の場合なら平均で約35mmくらいで、それを超えると太くて厚めの顎とみなされるようです。
顎が長い、短い、突き出ている、引っ込んでいる、などの悩みに関して頻繁に議論されますが、幅(幅広、狭い=厚い、薄い)に関して議論されることはあまりありません。
しかし、顎の幅は審美的に重要な要素であり、長さや突出と同様、それを改善するための外科手術を考慮する必要があります。実際スリムな顎や逆三角形の顎は、女性らしい魅力的なフェイスラインに欠かすことのできない重要なポイントなのですから。

■オトガイの幅を狭めるVライン形成には主に2つの方法があります。
(1)オトガイ垂直骨切り術
(2)オトガイ下端斜骨切り
どちらの術式が適用されるかは、顎の長さ、突出具合、およびオトガイ神経の位置を総合的に考慮した上で判断されます。
例えば、顎がかなり長い場合なら垂直骨切り術、顎が前に突き出ている場合やオトガイ神経が下方に位置する場合なら斜骨切り術が適用されます。もちろん、こういった顎の特徴は複数組み合わさる場合もあるわけで、、その場合は術式の選択は経験豊富な医師の判断に委ねられます。
ただし、高度な技術がなければ顎先を細くすることは非常に難しいので、Vライン形成を行なっているクリニックはほとんどありません。

(1)オトガイ垂直骨切り術
2009年に韓国の医師によって発表された方法です。水平骨切り術の中抜き法を、縦方向、すなわち垂直方向に行なうことで、顎の横幅を縮小する手術です(韓国では下顎Vライン形成術と呼んでいるようです)。
左右の骨片を通常約8〜12mm幅寄せして顎の横幅を短縮しますが、その際骨切断後の両側に段差が生じるため、段差をなめらかにしなければならず、神経の位置を考えつつ適応を決定する必要があります。
また、骨切断後に両端の骨片を中心に寄せると、オトガイ筋肉筋群が屈曲して突出するので、手術後オトガイがやや前に出るかたちになります。もともとオトガイが後退している人にとっては良い結果です。
口の中から手術をします。粘膜を剥離して下顎骨の筋肉を露出させ、骨に予定された骨切り幅を設計する。サジタルソーを使用して、垂直方向に2本、水平方向に1本を切断します。骨片を抜き取った後、左右の骨片を中央に近づけて、チタン板で固定する。さらに、下顎骨のようにプレートを固定した後、ノミで両端の段差をこすります。
時には、オトガイを細くすると同時に短くしたい男性ももいます。その場合、水平および垂直骨切り術が同時に行われます。 2つの骨片を取り除いた場合、両端の段差がより顕著になるため、場合によっては下顎角まで連続的に段差をなくす処理を行う必要があります。

オトガイ垂直骨切り術・施術の流れ
手術は全身麻酔で約1時間で終了します。
①まず最初にサジタルソーを使用し、垂直方向の骨切りを2箇所おこないます。オトガイの減少幅は、通常8〜16mmであることが一般的です。
②次に水平方向にオトガイを切断し、切り離された真ん中の骨片を取り除きます。骨切除線の上限は、最低でもオトガイ神経節の6mm下でなければまりません。
③左右の骨片を中央に寄せて、チタンプレートで固定する。
⑤両側の段差の処理をしっかりと行い、なめらかに平らにする。
⑥上下の骨片を合わせてチタンプレートで固定する。

(2)オトガイ結節部 斜骨切り術
オトガイi部の下端において、結節部の骨切りを斜めに行なうことで、横幅を狭くし、ほっそりシャープな顎を形成する。下顎骨の形態に応じて、時にはエラの近傍まで骨切りラインは広がります。骨切りラインがちょうどV字型ですからこれもVライン形成の一種といえます。
最初にオトガイの中心ラインを設定し、そこから7mm左右対称に移動したところが骨切り術のスタート地点になります。ここから外側に向かって斜め上向きに骨切り行いますが、問題はその作業中にオトガイ神経孔、下歯槽神経を損傷する危険があることです。ここではセファロとパントモが非常に便利です。
オトガイの先端を同時に短く場合、削るだけでは約5mmの短縮が限界です。それ以上短くしたい場合は、水平骨切りの同時施術が必要になります。
この手順は、前述の垂直骨切り術よりも多くのメリットを有します。手術後の腫れが少なく唇周辺の麻痺もそれほどあらわれることのない、侵襲性が低い手術といえます。

Vライン形成のポイント
垂直骨切り術(Vライン形成)は、顎を狭くするだけでなく、顎の幅を縮小し、左右非対称にし、長さを短くします。顎骨を垂直に切断し、骨片を切り取って顎の形状を整える操作です。 水平または骨切りと同時に行われることもあります。
個体差はありますが、顎の幅を8mmから15mmまで細くすることができます。
輪郭整形手術のうち、Vライン形成を希望する患者さんが増えています。下顎全体の幅を狭めることができ、小顔効果が顕著にみられるようになるでしょう

※上記「Vライン形成」は寄稿記事につき管理人はその内容を肯定・否定する立場にありません

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